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「じゃあ、注射しますね?医師が説明したと思うけど、脊髄に注射するから凄く痛いと思うけど、動かないで我慢してね?」
看護士の言葉に、私は頷いた。
そして、針が背中に当たる感触。
次に、半端ない痛み。
「いっ‼‼‼」
そう叫んで、私の体はビクンと震えた。
看護士は慌てて針を抜く。
「真直さん、大丈夫⁉」
体中の神経が痺れるように痛い(泣)
それが済んだのは、3回目にしてようやくだった…
あまりの痛さに、私の目にはそれまで我慢していた涙が滲んだ。
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