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朝、他人の部屋にいたのは、探し物の為である。
大事な鏡を取り戻したくて、定着に部屋主と相談してから承諾を経て、公認の家捜しを実施していたのに、女子が急に乱入してきて、部屋主を刺して鏡を奪って行ってしまって、僕が寝てしまったのだ。
なんたる不覚、睡魔には成すすべがない。
そして、今しがた呼び出された理由、検討付いちゃうんだけどね。
「鏡……でしょ、玲さん」
笑顔一杯、彼女は微笑むと、そのまま。
「解ってるなら早く探そう。もう直ぐ1日が終わるよ」
「急かしても良いこと無いような……」
「急かさないと動かないでしょう?」
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