星降る夜は終わらずに

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「…すごい」 ほぅっとため息をついて振り向けば、 至近距離で目が合った。 一瞬体が硬直したが距離は変わらず、 顔だけを強引に上向ける。 「あ、あのさっ」 「あのね」 上ずった俺の声をさえぎって、 上をむいたまま幼馴染が話し出す。
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