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王宮につくと迅は神の者を休ませ、邪魂全員を連れ国王のもとへ行った。
国王の前にくると迅は
「国王様。邪魂の者達を連れて参りました」
そう迅が言うとやっとかというようなふうに国王は
「それでは迅、邪魂は我がチェーン連合軍の仲間になるというのだな。それでよろしいか、邪魂の皆さん。」
邪魂のメンバーは王の深い、暖かい、やさしみのある眼、穏やかな雰囲気に不思議と信じることができた。そして
「はい。その通りです。」
蓮がそう答え、今度は満足したように頷き
「迅、少し邪魂の者から離れろ。あれをやる。」
そう国王が言うと迅は邪魂から離れる。蓮達は理解ができず、
「国王様、あれとは何ですか?」
蓮がそう聞くと国王は
「ああ、魔法を使ってあなたがたに嘘がないか調べる。ただそれだけだ。」
国王がそう言うと、邪魂は安心したようだった。
「それではいくぞ。」
国王はそう言ってすぐ、詠昌を始めた。すると邪魂の周りに魔法陳がでた。そして数分たつと
「大丈夫だな。これでもう自由にしていいぞ。今から各自部屋に行ってもらう。だがもし、魔法を習いたい者がいるなら1時間後にもう1度ここへ来てくれ。わかったら迅について部屋に行って休んでなさい」
国王がそう優しく言うと迅は皆を部屋に連れて行った。部屋は一部屋4人で邪魂は30人だから八部屋にわかれる。
そして各自部屋で自由に過ごした。
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