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この話を聞き邪魂のメンバーは皆、生気が抜けたような顔になっていた。
そのまま時はすぎ、そこにいる誰もが思わない一言を迅ははなった。
「国王様、我々神のもの半分、邪魂のもの半分を地球に……日本に行かせて下さい。」
この言葉に国王は驚きを隠せず少しの間沈黙が続いた。
だがしばらくすると国王はニコリと笑い、
「いいに決まっているだろう。そうと決まればすぐに用意せねばな。まず、神楽、お前には残ってもらうぞ。」
国王は言い終えてからもニコニコしていたが神楽は
「いやだ~~~~~、俺も行きたい~~~~」
そう悲痛の叫びをあげていた。
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