7人が本棚に入れています
本棚に追加
ちなみにさっき仲間に化けていたのは、この世界にしかいない悪魔だ。悪魔にはレベルがあり、最上級、上級、中級、下級がある。
そしてさっきの悪魔は初級だ。初級の悪魔はよく出るため皆驚かなかったのである。
罠の設置が終わり、部隊は王宮に戻り戦闘まで、それぞれ休養や戦闘を行うためにトレーニングなどを行っていた。
それから1日、ついに時がきた。
戦闘部隊が草原につくと、すぐに次元の狭間を抜け人間の戦闘部隊邪魂がきた。
邪魂がきてすぐに迅は
「こんにちは、私達はこのチェーンのある国の特殊戦闘部隊『神』(シン)のものです。よろしく頼みます」
この話を聞き邪魂は、日本語のうまさや、戦闘部隊の隊長らしき者がそう若くないことに驚いた。
しばらくして邪魂の隊長は
「こんにちは。私達のほうこそよろしく頼みます。私は戦闘部隊『邪魂』の隊長『夜霧蓮』(やぎりれん)です。よろしくお願いします」
蓮は黄金色(きんいろ)の髪に、青色の眼、いかにも戦闘部隊という服に小型のマイクをつけていた。
この話を聞き迅はフーッ、とため息をつくと
「蓮さん、それに邪魂の皆さん、早速ですがそのマイクをおとり下さい。とらない場合はこちらで壊させてもらいます。」
そう迅が言うと邪魂の者達が一斉に武器をかまえた。だが蓮は
「わかりました。外しましょう。皆外してくれ」
そう言うと蓮や邪魂の者はマイクを外し壊してしまう。
どうやらつけないなら意味がないと言いたいらしい。
最初のコメントを投稿しよう!