桃桜学園

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『あぁ~~~もう…………いらいらする!』 『もえ………よしよし』 ここで綺麗な風にあたって落ち着こう?』 『……うん…てへっ』 『このタイミングでしなくても……って ん?』 『怜? だれかいるの?』『うん……あそこに………小さな女の子が本読んでる…』 『本当だ!』 『行こう』 『ねぇ? 一人?』 『ビクッ 誰ですか?』 ものすごく女の子です! みたいなしっとりした口調で振り向く ぱっちりとした目 ふわふわした髪 すっとした鼻筋 フランス人形のような女の子がそこにいた…… 『………………可愛い』 正反対の二人の言葉が久しぶりにハモった 『私は新垣萌』 『うちは怜ちゃんって呼んでな』 『わたしは……九鳳院 櫻ともうします…』 『可愛い……可愛い』 同じ台詞しかでない二人 そして二人は誓った 『この子に変態を近づけてはいけないと』 その頃 馬鹿二人は 廊下を走ってしまい 顔を真っ赤にしてきれてる女の先生に説教をうけて、またるきが先生は照れていると勘違いして『今はこれで勘弁』と、意味わからない台詞をはきながら先生にキスをしたため、トイレ掃除をさせられ 昼から教室に現れることはありませんでした
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