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「アキ!やっぱり変だよそうゆうの!」
「うるせーな!ほっとけよ」
くるっと前を向き、ため息をつくアキの背中を見ながらふかぁいため息をつくのは、彼の後ろの席に座るわたし、うた、高校二年生だ。
(もうっ、なぁんでいっつもあんな態度悪いわけ?)
わたしはムカついていた。
アキはかーなーりのイケメンだ。
うん。それは認める。
でもみんなに態度悪すぎ!
何様ってかんじだ。
まぁ、あれだけ人気があればウザイのもわかるけどさ。
なんか文句言っちゃうんだよね。
ほっとけばいいのに…
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