テニプリ立海篇

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2月のある日。 「皆、聞いてくれ」 部活が終わった後、幸村精市はレギュラー陣を部室に集めた。 「来月、何があるか勿論知っているよね(^_^)」 勿論、を強調した幸村はにっこりと微笑した。 「来月……?」 ひとしきり首を傾げた真田は、 「期末テストだな」 と満足気に頷く。 「このバカがっ!!」 キッと幸村の眼差しに怪しい光が宿り、裏拳で真田を殴る。 「ぐぇっ……!!」 面白いまでに吹っ飛んだ真田は、そのままロッカーに背中からぶつかった。
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