この世界に生きてる限り

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もし世界のどこかに雨の降らない国があったらその国の人々は地面に広がる無数の鏡をみたことがないでしょう。世界のどこかに汗の出ない国があったらその国の人々は体内から散らばる宝石をみたことがないでしょう。世界のどこかに涙を知らない国があったらその国の人々は人間だけが持つ心の現れを感じる事はないでしょう。この世界に生まれて、この地球に出会えて、もし世界のどこかに私の生まれる国があったらその国の人々に私は何を残すでしょう。 _
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