第二頁:前日の昼より

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「ところでお父様、私下町に本を見に行きたいから出掛けて来るね。」 「またか、エレーナ…。 お前の本好きにも困ったものだ。 国が平和だからいいものを…万一魔女が現れたらどうする!?」 「その時は…そうね、魔女とお友達になろうかな。 本なんか沢山持ってそうだもの。 じゃあ、いってきます。」 「な、なにをッッ!!?? まちなさい……って…。 まったく、仕方のない子だ。」
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