第一頁:魔女の祝福

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一方お城では、お姫様の誕生会の真っ最中です。 招待された人々は口々に言います。 「おめでとうございます、可愛らしいお姫様、あなたはきっと美しい王女になるでしょう。」 「なんて可愛らしいお姫様だ。王様も王妃さまも喜ばれたことでしょうね。」 そんな可愛らしいお姫様を見て、密かに野心を燃やした者がいました。 それは隣の国の王子様でした。 「これは大人になったらたいそう美人になるに違いない。 ぜひ私と結婚してもらおう。」 そんなときでした。 突然空が暗くなり、激しい雷が鳴り始めました。
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