第一頁:魔女の祝福

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『王様、王妃様、この度はお姫様の御誕生おめでとうございます。』 魔女は城へ来るまでで少し冷静さを取り戻したようでした。 深くお辞儀をしてから、しかし冷たい眼で王様たちを見ました。 「どういうことだ、魔族である貴様を呼んだ覚えはない。 何を企んでいる?」 王様は静かに言いました。 魔女は込み上げてくるものを抑えながら言いました。 『あら、ただお姫様にお祝いをと思ってわざわざ参りましたのに。 酷い言われようですわね。 ところで王様、私にお姫様を抱かせて戴けませんか?』 「断る。 貴様の魔力に犯されたらどうするつもりだ。」
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