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静かにマルの首に両腕を回して俺の胸元に顔を抱き寄せて、ポンポンッと頭を優しく撫でながら「ヨシヨシ」と落ちつかせてやる。
そしたら、俺より長くて太い腕が腰に絡みついてギュッと縋ってきた。
「マル、苛々せんでええんやで?」
「………」
「キツイんやったらすばちゃんに言えっていうとるやろ?なんかあってもすぐ言えやー、いつでもこうしたるから、な?」
「…………おん」
ポツリと、それも小さい声で頷いた『悪マル』。どうやら普段のマルに戻ってくれたみたいで。
「おかえり、マル」
「ただいま、すばるくん」
メンバーには見えん様に注意して、マルの額に軽くキスをしてやったら、めっちゃ笑顔になってたのはここだけの秘密な。
End.
こんな橙赤が大好きです。
おまけ
倉「やっぱすばるくん凄いな」
亮「あのマル止められるの、すばるくんだけやな」
安「そうやね」
倉「でも俺を止められるのはヤスだけやで?」
安「えぇ?(照)」
亮「章ちゃん、コイツには米与えとけばええんやで」
倉「亮ちゃん邪魔せんといてや」
亮「あ?」
安「二人とも喧嘩せーへんの!」
倉&亮「はーい…」
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