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「にいちゃん。そこの嬢ちゃんを置いて、さっさとどっか行きな。」
不良の1人が私の腕をいきなり掴んできた。
「こいつに触るんじゃねぇ‼」
「う゛わっ」
竜が、私の腕を掴んだ不良を殴り飛ばした。
「おいおい。にいちゃん。暴れると痛いめに会うぜ。」
気づくと、周りを不良達が囲んでいた。
「優姫‼俺がこいつらの相手をしているうちに逃げろ‼」
「嫌だ‼私も一緒に闘う‼ 」
竜は、諦めた顔をした。
「お前は言っても聞かなそうだしな。足手まといになるなよ。」
「わかってる‼」
お互いに目を合わた。
「何ぐだぐだ言ってるんだ⁉野郎ども女は傷つけるな。男の方は、ボコボコにして構わねえ‼」
「優姫。行くぞ‼」
「うん‼」
私たち達は、不良達を片っ端から次々に倒していった。 「リーダーこいつらの強いです。女の方も、強いです‼」
不良が泣き泣きリーダーに言った。
「しょうがねえ‼引き上げるぞ‼」
不良達はさっさと逃げ出してしまった。
「あ~楽しかった。こんなに暴れたの久しぶり‼」
「俺も楽しかった。最初は、お前の腕掴まれた時頭に血が上ってヤバかったけどな。」
「えっ?今なんて?」
「あっ‼」
竜は、顔を赤くしていた。
「そうだよ‼他の男がお前に触れるのは嫌なんだよ。何年かぶりに会って優姫が綺麗になっていて驚いた。 俺と付き合ってくれないか?」
「うん」
私達は付き合うことになった。
その後、不良を倒したことが、校内中に噂で広まり、最強コンビとして、有名になった。
おわり✨
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