最強コンビ

2/2
前へ
/11ページ
次へ
「にいちゃん。そこの嬢ちゃんを置いて、さっさとどっか行きな。」 不良の1人が私の腕をいきなり掴んできた。 「こいつに触るんじゃねぇ‼」 「う゛わっ」 竜が、私の腕を掴んだ不良を殴り飛ばした。 「おいおい。にいちゃん。暴れると痛いめに会うぜ。」 気づくと、周りを不良達が囲んでいた。 「優姫‼俺がこいつらの相手をしているうちに逃げろ‼」 「嫌だ‼私も一緒に闘う‼ 」 竜は、諦めた顔をした。 「お前は言っても聞かなそうだしな。足手まといになるなよ。」 「わかってる‼」 お互いに目を合わた。 「何ぐだぐだ言ってるんだ⁉野郎ども女は傷つけるな。男の方は、ボコボコにして構わねえ‼」 「優姫。行くぞ‼」 「うん‼」                    私たち達は、不良達を片っ端から次々に倒していった。              「リーダーこいつらの強いです。女の方も、強いです‼」 不良が泣き泣きリーダーに言った。 「しょうがねえ‼引き上げるぞ‼」 不良達はさっさと逃げ出してしまった。 「あ~楽しかった。こんなに暴れたの久しぶり‼」 「俺も楽しかった。最初は、お前の腕掴まれた時頭に血が上ってヤバかったけどな。」 「えっ?今なんて?」 「あっ‼」 竜は、顔を赤くしていた。 「そうだよ‼他の男がお前に触れるのは嫌なんだよ。何年かぶりに会って優姫が綺麗になっていて驚いた。 俺と付き合ってくれないか?」 「うん」 私達は付き合うことになった。 その後、不良を倒したことが、校内中に噂で広まり、最強コンビとして、有名になった。 おわり✨
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加