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「お兄ちゃんに聞いたら……それは悪霊の声なんだって。
もし、あの時お母さんが気づかなかったら雄太は玄関を出ていったらﾏﾝｼｮﾝから飛び降りてるところだったって……」
何それ??!!んなわけないじゃない!!悪霊とか馬鹿じゃないの?!
なんて言おうとしたｹﾄﾞ……やっぱり演技をした
私がお母さんを否定したら……おそらくお母さんは怒り狂うだろう
お母さんは、家族に自分を否定されると怒り狂う人だから…
「えっ?!そうだっの?!…危なかったね……」
「雄太が危ない!急いで引っ越し先を捜さなきゃ!!;;」
なんとか演技ができた
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