入学式~出会い~

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陵太「紹介しておくよ。 こいつは雄大、 石川 雄大(いしかわ ゆうだい)だ。」 雄大はパーマをかけていてわりと背が低めだ。 雄大「よろしく。」 陵太「雄大の家は単車屋だ。原付の修理や改造、貸してほしけりゃこいつに頼め。」 「わかった。よろしくな雄大。」 陵太「そしてこいつは志乃。 幸田 志乃(幸田 志乃)だ。 女関係はこいつに頼め。」 志乃は、、、イケメンとしか言い様がないくらいイケメンだ。 「あぁ。よろしく志乃。」 志乃「よろしくな忍。」 陵太「タバコは??吸える?」 「あぁ。」 陵太は箱からタバコを1本取りだし、ライターと一緒に渡してきた。 実は俺はタバコを吸うのは初めてだ。 とりあえず火をつけてみる。 ……カチッ カチッ カチッ あれ?? 火がつかない。 「バーカ。 タバコをくわえて吸いながら火をつけるんだよ。」 隣からいきなり声がした。 陵太「おかえり光輝。 忍、こいつは光輝だ。 山中 光輝(やまなか こうき)。 こいつはな、盗みの天才だ。 光輝、こいつは忍。仲良くしてやれ。」 光輝「あぁ。よろしく」 そう言いながら光輝はポケットから大量のタバコを取り出した。 「うわぁ…」 思わず呆気にとられる。 光輝「じゃあ忍に出会った記念として俺からマイルドセブンのプレゼントだ。」 と言ってマイルドセブン通称マイセンをくれた。 「あ、ありがとう。」 光輝「気にするなよ。 ところでさっさとそいつ吸えよ。」 さっきのタバコを持ちっぱなしだ。 とりあえず教えてもらったとうり火をつける。 「………ゴホッゴホッ …むせた…ゴホッ」 陵太「忍はまだまだだなぁ。」 そうやり取りしているうちに担任が教室へ入ってきた。 「これから入学式なので全員体育館に移動してください。」 俺らはタバコを消して体育館へ移動した。
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