‐清流の国‐

2/59
前へ
/93ページ
次へ
チェプリルカとの激闘を終えて早3年。 俺達は無事学校を卒業して、今ではガーディアンの仕事を毎日忙しくこなしている。 この3年の間に、今まで特に酷い活動をしてこなかったガルナディアだが、遂に世界に向け大体的に進軍を始めた。 数々の国がガルナディアの傘下につき、事実上、世界は領地を二分するようにガルナディア側とその抵抗側に分かれた。 まぁ、個人的なことだが、この3年、兄にも遭遇しなければアルガロスの情報もゼロだ。 あんなことを今更言われて、戸惑いから探す気すらないのが本音だけども……。 ……あぁ、じゃあ、仕事に戻らないと。 女二人が呼んでるわ。 羨ましい? 馬鹿言うな。デレデレ嫉妬女と炎の帝王だぞ? ――まぁ、二人とも嫌いなわけはないけど。 .
/93ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2016人が本棚に入れています
本棚に追加