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「今日はって、“隼人(はやと)”はいつも疲れたって言ってんじゃんか」
「いや、今日が一番疲れた。やっぱ最終日は辛いよなぁ」
俺はそう言いながら、待ちに待ったアイスキャンディーにかじり付いた。
その瞬間、渇き切った口の中にソーダ味の水分が行き渡り、一瞬にして身体中の熱を冷まして行った。
「あー、美味い!やっぱり部活の後のアイスは欠かせねぇな」
「おっさんみたいな事言うなよ」
誠は可笑しそうに微笑しながら、アイスキャンディーを一口かじった。
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