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さて、時間が少し遡り、場面はチャイムがなる前の三組。
ガイ
「ルークと別のクラスか・・・・
にしてもこのクラス何かがおかしい・・・・」
そう問題のあの担任のクラスには何か違和感があった。
それをいち早く感じたガイなのだが・・・・
そんなガイに話かける女性が一名。
ノーマ
「よっ! 私ノーマって言うだけど、ふ~ん、あんたがクラス、唯一の「うわぁっ!!」
ノーマが軽い挨拶のようにガイの肩を叩いた。
ノーマの挨拶にしては、やけに長い台詞の途中で、女性恐怖症のガイは情けなく叫び、飛び上がってしまった
ノーマ
「どうったの?」
ガイ
「ちょっと、女性恐怖症でな・・・・
ってあれ? このクラス・・・・」
とガイが何かに気づき言いかけた途端、チャイムがなる。
初対面であんな反応されたノーマは訝しげな顔で
ガイから離れ他と同じように自分の席に着く。
すると、ついに噂の問題児生徒ならぬ先生が入ってきた。
ゼロス
「よ~う、俺様、憂いの担任ことゼロス様、ただいま参上したぜ。
待たせたな、俺様のクラスの愛しのハニー達。」
と相変わらずのおちゃらけた台詞を言う
すると当然のように一人の生徒から苦情が来た。
しいな
「誰もあんたなんて待ってないよ!
大体なんだいこのクラスは!?」
ゼロス
「まったく、しいなは、口うるさいねぇ。
何が問題だってんだよ?」
その問いにしいなが答える前に違う人物が叫んだ。
ガイ
「なんで男子が俺だけなんだぁぁぁ!!」
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