§1・1-ラインアーク襲撃

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「終了」 ブレードではなく当たり屋で巨人の頭を突き刺す 故ベルリオーズの突撃型ライフルによる突きの模倣 『敵増援を確認……カスタムACだと! 気をつけろ、何をしてくるか判らんぞ』 「合点承知の助!」 熱源の方向に向けてプラズマキャノンを放ちOBを起動 『死語だよな、それ アンタはラインアークの主権領域を侵犯している、死にたくなけりゃ『彼』が帰ってくる前に撤退しろ』 敵機からの通信、他人任せの警告に呆れてしまう 「寝言は寝て言え」 『……ハァ、警告はしたぜ?』 ロックオン圏内に入った敵機に立て続けにプラズマを放つ それを最小限の動きで躱すAC、ASTロケットが飛来する QBで回避行動、FCS(FireControlSystem)並の照準補正で食らい付くロケット弾 「ちっ、上手い」 『食わしてやろうか』 回避を断念、迎撃に切替え ロケットの進行方向に沿ってバックQB、当たり屋をばらまく 暫く続く防戦、敵のASTロケットがからになった瞬間OBで急接近 「頂き!」 『マジで食らいたいっぽいな』 ドラゴンスレイヤーが敵機に触れる直前、拡張兵装のENシールドが展開 それを見越してスルー、背後をとりプラズマキャノンを構える ‐PA減衰、注意‐ 突然警告を発するストレイドのAI 次の瞬間PAが弾け飛んだ 『ばか者! 背面機関銃だ、避けろ!』 「そんなの何処に付いてたのよ?!」 即座にサイドQBをDA、高架道路の裏側に逃げ込む 「セレン、今の何なの?」 『インサイド、肩部に内蔵された隠し武装だ ネクストには採用されてなかったな』 『旧式も捨てたモノじゃないだろ?』 ついてきたACがデュアルブレードを構えながら接近、高機動ミサイルを放ちながらブレード 誘うようにブーストで海面に飛び降りる ミサイルを迎撃し高架道路から見下ろすACと対峙 「……降りてきなよ」 『旧式は金づちだ 高架から引き摺り落とせ』 言われるが早いか高架道路の支柱目掛けてストレイドがはぜる ドラゴンスレイヤーで支柱を切り刻む 直前、待たしても新たなる発信源をもつ通信 『こちらホワイトグリント オペレータ、フィオナイェネフェルトです』
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