2人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
目が覚めたら、
真っ暗な闇の中にいた。
何も見えない
何も聞こえてこない
だか不思議と、
夢の中だとわかっていた。
視覚・聴覚・嗅覚・
触覚・味覚
全てを感じさせない。
体の五感が失われているようだ。
そんな闇の中
かすかに
誰かが俺の頭に話しかけてくる。
きこえてる?
驚きはしなかった、
前にも似たことがあった気がする。
…は私のコト覚えてる?
「君の…名前?」
わからない。。。
そもそも、こんな状態で
言葉だけで相手が誰かなんて
わかるはずない、
「君は誰?」
ゆっくりでいいから
ゆっくり?
なにがだ・・
私の事…
思い出して。
最初のコメントを投稿しよう!