「SoulJa」

4/10
前へ
/10ページ
次へ
「遅いぞーカイネ、 遅刻ギリギリじゃねーか」 コイツはクラスメートの ルノ・カーディーズ。 銃使いだ。 ルノ「どうせ琴葉に起こしてもらったんだろ。」 ルノが笑いながら聞いてくる。 そして俺はルノに一言、 言ってやった。 「黙れこのゲスヤロー。」 ルノ「なんでだょ!」 ルノ「それより見ろょ。」 ルノが目の前の黒板を示す。 琴葉「なぁに?」 「どうやら、 今日の対戦相手を書いてるらしいな。」 黒板の文字にはこう書いている。 男女混同二人一組で、 合同試合をしてもらう。勝者には、単位+5。評価+15。 敗者には評価-10。 不参加者には、評価-20減点する。 一つ確認しておこう、 この傭兵学園は力が全て、 敗者には生きづらい校則になっている。 無論授業も同じだ。 自分の名前を黒板で確認する。 「俺のペアはリサか。」 運がいいな、恥ずかしながら、 リサは正直、俺より強い。 敵に回ったら厄介だが味方なら、心強いやつだ。 ルノ「ゲッ…俺のパートナー楓だ。」 琴葉「カイネとパートナーじゃない。。。」 一人は、かなり落ち込んでた。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加