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リサ「…ムぅ」
リサが残念そうな顔でこっちを見る。
俺にどないせっちゅーねん。
琴葉「そーいえば、先生遅いね。」
リサ「…いつも」
ったく、
これならまだ三十分寝れたな。
琴葉「寝れないょ」
琴葉。。
お前はエスパーか。。。
ルノ「…ハッ」
ルノ「ここはどこ…私は誰?」
オイ、誰か暇な奴がいたら、
こいつを病院に連れていってくれ。
梓鶴「本当ですの?」
楓「叩けば治るよ。」
まるで、
古い電化製品扱いだな。
ルノ「ぎゃぁあああ。」
リサ「…先生。」
廊下の奥から先生らしき人が歩いてくる。
レオン「やぁ、お前ら。今日は人生という道に迷ってな、遅くなった。」
カイネ&ルノ&楓「うそこけ。」」
三人でツッコム。
レオン「イヤイヤ、本当だ。
出席確認すんぞー。
いない奴は手をあげろー。」
楓「先生~。ルノがいませーん。」
ルノが立ち上がり、
全力アピールをする。
ルノ「ハイハイハイ、先生ここにいます。」
レオン「ルノ欠席と。」
ルノ「…シドイ」
レオン「黒板は全員、見てるな。全員準備しろ。一気に6試合ずつやるからな。」
訓練室には充分なスペースがある。
戦闘が始まると防御結界がはられて、場外には、武器・魔法・弾丸・召喚獣が出られない仕組みになっている。
楓「じゃぁ、逝くょ♪ルノ。」
ルノ「どこに連れていく気だぁぁぁぁ。」
楓がルノを引っ張っていく。
リサ「…カイネ?」
カイネ「ぁあ、行くか。」
琴葉「二人共、頑張ってね。」琴葉が笑顔で応援してくれる。
梓鶴「せ…精々、頑張って下さいまし。」
梓鶴も腕を組みながら、
そっぽを向いて応援してくれた。
その姿を見てたら、にやけてしまった。
「おう。まずは初戦だ。いくぞ、リサ」
リサ「コク」
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