第ニ章

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しばらくして料理が運ばれてきた。 美味しそー! いただきまーす。 パクっ 里菜「おいしー♪」 奈々も美味しそうにもくもくと食べている。 奈々「うんまいねー♪」 ここの料理は相変わらず美味しい。ちょっと高いけどね。汗 奈々がフォークを置いて話しかけてきた。 奈々「そー言えば洋から聞いたー?」 聞いたって何をだ? ん~…わかんないや。 里菜「なにがー?」 奈々は少し曇った顔をしている。 なんだろ? 奈々「んーなんでもないや!笑」 奈々は無理して笑顔を作っている。 気になるなぁ。 誕生日の日によっちから聞くことになったんだ。 辛い過去があったんだね。 笑って話してたけど辛そうだったよ。 うちがまだ子供でよっちの過去を受け止めれなくてうまくいかなかったね。 このときにうちが大人だったらって笑って受け入れられたらって。 何回も思ったんだよ。 ごめんねよっち
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