始まり

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「ん?そういやガゼル!お前いつものチャラい服は着てないんだな」 おやっさんが角笛をとりながら聞いてくる 「チャラいって…しょうがないだろ?あれが正装なんだから」 俺はまた苦笑いをした 「そうかそうか!ほれ!角笛だ!あとこれも持ってけ!」 おやっさんはガゼルに向かって角笛と何かを投げる 「おわ!おやっさん角笛投げるなよ!落としたらどうすんだよ!ん?」 俺は角笛と何かを右手と左手でそれぞれキャッチする キャッチした何かを見ると それは握り飯だった
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