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遥は悠の書斎のコルクボードに飾ってあるプリクラを見ていた。
そこには遥と悠そして髪の長い女性が映っていた。
「今日はどうしたんだい」
「なんだ理由がなければ此処に来てはいけないのか」
「君が良く来るから小説がなかなか進まないんだよ」
悠はやれやれと首を振る。
「大丈夫だ」
お前の小説は絶対売れる。
なぜなら本当に完全犯罪が成功しているのだから…
モデルがいたのだから…
リアルだから…
物語の放つ本物の闇が心を惹きつける。
遥がそんな事を考えていると、書斎に1人の女性が入って来た。
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