1章

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「また、出会ったら、 話してやるよ。 あと、麻人って呼んで? イヤなんだ・・・ 君に三神さんって呼ばれるのは・・・ あと、敬語も止めてくれ。」 「麻人・・・? あなただって、 私のこと君とか呼ぶじゃない!」 「うん。」 「私だって、ちゃんと紗織って名前があります!」 私がそう言うと、麻人は笑っていた。 「うん。 分かってる。 じゃあな!」 麻人は、そう言い、 手を振りながら公園へと向かった。 「ちょ、ちょっと! 私も公園に行くのっ!!」 私は麻人を追い掛けた。
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