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「どうした?」
「私も、公園で考え事するつもりなの!」
不思議だけど、麻人とは、初めて会った感じがしない。
「じゃあ・・・俺は、邪魔だな。帰るよ」
麻人がそう言うと、私は反射的に麻人の服を引っ張ってしまった。
「え?」
「や、あのっ!」
どうしよう・・・
私、変な子だって思われちゃうよ・・・
「ちょっと、話そうよ?」
「別にいいけど。
でも・・・」
でも?
でも・・・なんだろう?
「でも、何?」
「いや、親御さん心配しねぇ・・・よな。」
「しないよ。
私のことなんて。」
何故だろう?
麻人の言葉が、断定しているように聞こえる。
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