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近くの公園へ向かおうとした時、私の横を、1台の車が通り過ぎた。
私は、そんな事、気にも止めなかった。
その車は、公園の近くで止まり、中から男が出て来た。
「はぁ・・・」
私は、これからの生活を考えた。
就職も決まっているし、家も出るつもりだけど・・・
その予定が早まりそうだ。
「なぁ。姉ちゃん?」
私は、
サングラスをしている男に声をかけられた。
「はい?」
「山本って家知らねぇ?」
「知ってますけど・・・」
「教えてくんね?」
面倒臭い
と思いながらも、私は教える事にした。
「そこの角を曲がって」
「ごめん、案内してくれる?車あんだけど・・・」
「はい・・・」
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