序章

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俺の名前は時村 剣(トキムラ ケン) 俺は今、魔法高等学校の入学式の真っ最中である、普通ならこれから入学する学校について色々考えたりする所なのだろうが。 そんな中俺は恥ずかしくて、そんなことを考える暇がないくらいくらいだ。 ここでみんなに聞きたいのだが、みんなはこんな体験や光景を目にしたことがないだろうか。 入学式などの学校行事において、やたらと子供よりもテンションの高い親を見るだろう、まさしく俺の親がそのいい例である、今も父はカメラ片手に手を振りながら俺の事を絶え間なく撮り続けているしまつだ(皆さん解ると思うが周りの人たちはドン引き状態である)、みんなの中には「毎度の事だからなれたよ」なんて人も居るかもしれない、だが、俺の家の場合はそうもいかない、なぜなら普通は父と母を合わせて二人の所を俺には親が父母合わせて十二人もいるのだ。 まあ、なぜこんな意味の解らないことになっているのかというと話せば長くなるんだが、そこから話さないと、みんなもなにがなんだか解らないと想うからそこから話す事にしよう。
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