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その言葉にいち早く食らい付いたのはやはり綾人だった
「なにぃぃぃぃ!!転校生だとぉぉぉぉ!!それは男?女の子様ぁ?いったいどっち!?」
周りではひと足遅れて男共が騒いでいる
「喜びすぎです。まぁ、確かにあなたたちの大好きな女の子様ですけど」
舞が答えた瞬間それを聞いた男共はよりいっそ喜びのボルテージを上げていく
「野郎共うるさすぎです!!」
舞はあまりのうるささに軽くキレそうになる
「舞ちゃーんいいから早く女の子様紹介してぇ」
綾人は舞がキレそうになっている理由を考えずに言った
どうやら舞は綾人にいくら言っても通じないことを改めて理解したようだ
「………もういいです。それでは入って来てください………」
舞の言葉を聞き一人の女の子が教室に入ってきた。
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