5人が本棚に入れています
本棚に追加
「また………私を狙ってきたの?」
「………………」
鎧は立ち尽くしたまま何も答えない
「答えは………だいたい………わかる」
刹那はそう告げると何かを唱え始めた
『ヴァンパイアハーツノ名ノ下ニ命ズ………我ヲ中心トシタコノ領域ヲ我ハ支配スル………』
刹那が唱え終わると同時に辺りの空気が変わった
「刹那は何をしたんだ………」
「この空間を………私が………支配しただけ………これで関係の無い人は………入って来れない………」
こんなに刹那と慶斗は話しているのにも関わらず鎧は動こうともしない
「そろそろ………かかって来なさい………早く終わらせたい」
刹那の声に呼応するように鎧は動き出しランスを構える
最初のコメントを投稿しよう!