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そしてそのまま刹那に向け突進してくる。だが刹那はそれを軽くかわす
「………遅い」
そのまま鎧の後方に廻り銃を乱射する。しかし、想像したとおり鎧に当たり跳弾する。その中の一発は刹那の頬をかすり鮮血を流させる
「………効いてない………」
そう言うと刹那は自らの頬から流れる血を指で拭いそれを舐めとる
「おもしろい………」
刹那の表情から慶斗は殺意を感じた
そこからは一方的だった。
鎧は再度ランスを構え突進してきたが刹那は避けることをせずランスの上に飛び乗る
そこで彼女はただひと言告げた。これで終わり、と
刹那は鉄仮面にある隙間に銃を突っ込みトリガーを引く
ズドンと言う音と共に鎧の中から鮮血が吹き出る
鎧はその場に倒れ動かなくなった。
鎧の倒れた場所は血の池になっている。
そしてすぐ横には返り血を浴びセーラー服を紅く染めた一人の少女が立ち尽くしていた
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