ヴァンパイアハーツ

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そんなことを考えながら慶斗たちは走った 「っしゃぁ!!ギリセーフ」 綾人は野球の審判のように両手を広げ教室に飛び込む、慶斗と香織は綾人の後ろについて教室に入る 「あんたたち、ほぼ遅刻なのです。まぁお姉えさんは優しいから目を瞑るですけど」 この自分のことをお姉さんと言っている人は慶斗たちのクラス担任だ。名前は明石 舞(あかし まい)という。一見してみると中学1、2年生にしか見えない 「ごめんごめんまいちゃーん。慶斗と香織がグランドでイチャイチャしちゃってさぁ」 「こらぁ市井、いつも言ってるですよ、教師をちゃん付けすんなです」 舞は頬を膨らませて怒る 「ごめんってまいちゃん」 「だからぁ………もういいです。さっさと席に着くのです」
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