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「そこの野次馬共!!シャラップなのです!!」
舞がひとこと言うと教室は静かになった
「白川、あなたがそう思ってるのはわかりましたけどここは学校です。少しは自重するのですよ。赤木もいいですね?」
「はい………」
「わかりました」
「わかればいいのです。それでは座りなさい」
舞の言葉と共に慶斗と香織は席に着いた。香織は終止顔が赤かった。全員の前で言うのは流石に恥ずかしかったのだろう
慶斗はみんなから冷やかされると思い気が重いようだ。席に着いてからずっと顔を伏せている
「余計に時間をとったですが今日はみなさんに嬉しいお知らせがあるのです」
「なになにー?まいちゃん」
綾人は誰よりも早く聞いた
「だからまいちゃん言うなです!」
「ごめんって」
「ちゃんと反省するのです。それでお知らせとは今日からこのクラスに転校生がくるのです」
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