18人が本棚に入れています
本棚に追加
「だったら、おもちゃの使い手を潰すまでよ!!」
シラユキは急速に移動した。
「えっ!?」
ウィングはシラユキの姿を見失う。
「戦いっていうのはこういうふうにするのよ。」
ウィングの真後ろに現れるシラユキ。
気配に気付いて、シラユキとの間合いをとろうとしたが…………
「逃がさなくてよ。アンドゥートロワァー!!」
「きゃあっ!?」
シラユキの白くて細い足から繰り出されるとは思えない強烈な回し蹴りにウィングは数メートル先に吹っ飛ばされた。
「ウィング!?」
クリムゾンが叫ぶ。
「大丈夫よ、クリムゾン。あいたた、やってくれんじゃないのよ。」
ウィングは身を起こしながら、シラユキを睨み付けた。
最初のコメントを投稿しよう!