第30話『明かされる正体!?想いは三千年を超えて………』

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「さぁ、かかってらっしゃい、双子くん達。」 シラユキはどこまでも強気な態度で言った。 「一対二だと?なめやがって、上等じゃねぇか。ひぃひぃ言わせてやるぜ!」 「その仮面剥ぎ取ってあげちゃうわ!」 クリムゾンとウィングも負けず劣らずの強気な態度で言い返した。 「こっちから行くぜ!フレイムボール!!」 クリムゾンは大きな火の玉をシラユキに向けて放つ。 「二段発射?お子ちゃまの考えそうなことだわねぇ。」 シラユキは一瞬にしてフレイムボールが二段発射になっていることを見抜いた。 「ビシバシムッチー奥義、美風円舞(びふうえんぶ)!!」 シラユキはムチを回し、竜巻を発生させフレイムボールを掻き消した。 「まだまだ行くわよ!ウィングカッター!!」 ウィングは刃状の風を放ちシラユキが発生させた竜巻を打ち崩した。
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