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「ナイスだぜ、ウィング!食らえオラオラオラ!!」
このチャンスを逃さず、クリムゾンは腕に装着されたマシンガンを連射する。
「当たらなくてよ。」
シラユキは銃弾をバレエのような華麗なステップで交わしていく。
「引き裂いてあげる!ワイヤーカッター!!」
ウィングは両腕のアーマーに装備されたカッター付きワイヤーをシラユキに伸ばす。
シラユキはさっきと同じく華麗なステップで一つ目のカッターを難なく交わした。
「無駄よ、カッターは私の意志で動くの。どこまでもアンタを追い回してあげるわ!」
ウィングが自慢気に言うと、二つ目のカッターがすぐにシラユキを襲う。
「へぇ、いいおもちゃ持ってるじゃないの。」
シラユキなおも涼しい顔で二つ目のカッターを交わした。
「だから、いくら交わしても無駄って言ってんじゃないの!」
シラユキの態度にむきになったウィングはワイヤーの速度を速めた。
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