第30話『明かされる正体!?想いは三千年を超えて………』

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「ナイスだぜ、ウィング!食らえオラオラオラ!!」 このチャンスを逃さず、クリムゾンは腕に装着されたマシンガンを連射する。 「当たらなくてよ。」 シラユキは銃弾をバレエのような華麗なステップで交わしていく。 「引き裂いてあげる!ワイヤーカッター!!」 ウィングは両腕のアーマーに装備されたカッター付きワイヤーをシラユキに伸ばす。 シラユキはさっきと同じく華麗なステップで一つ目のカッターを難なく交わした。 「無駄よ、カッターは私の意志で動くの。どこまでもアンタを追い回してあげるわ!」 ウィングが自慢気に言うと、二つ目のカッターがすぐにシラユキを襲う。 「へぇ、いいおもちゃ持ってるじゃないの。」 シラユキなおも涼しい顔で二つ目のカッターを交わした。 「だから、いくら交わしても無駄って言ってんじゃないの!」 シラユキの態度にむきになったウィングはワイヤーの速度を速めた。
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