ナナミとユウコ。
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それは仕方のない事なのだ。私は本当に何もできない。 自分でも本当にユウコと双子なんだろうかと不思議に思う事もあるぐらいだ。 でも、だからこそ、ユウコは私にとっても自慢の妹なのだ。 私の家での居場所は台所の隅だった。 あまり広くない台所の隅に黄色いビニールテープで四角く枠が作られている。 そこが私が家でいていい場所だった。 私は母やユウコの許可なくその場所から出る事は許されていない。
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