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9月6日
ポルノグラフィティ控え室
「はい。じゃあ、明日はこの個数で発注した方がいいかもしれないですね。…それからあとは…」
「棚瀬ー」
「はい。何でしょう」
「ちょっと」
わしは棚瀬を部屋から連れ出して少し行ったところで話し始める。
「今日、来るからお前迎え行って?あと関係者席の誘導よろしくなぁ」
「あ、だから今日晴一さんいつもよりリハーサル遊ばなかったんですね」
「わしはいつも遊んでませーん。だからくれぐれも見つからんように」
「はいはい。わかりました」
そこに川中がやって来た。
「あ、晴一さんやっと見つけました。勝手にどっか行かないで下さい!メイクさんが探してますよ」
「はーい」
「棚瀬さんもスタジアム関係者さんが呼んでましたよ」
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