23人が本棚に入れています
本棚に追加
/44ページ
「あきっともしかしてエスpa…」
「もうお前いいから寝ろ」
そう昭仁くんに急かされて玄関からやっと寝室に戻って再びベッドに寝かされた。
「お前さ、38度もあって病院なんで行かないの?」
「いつも寝てれば治るから」
「あ…そ…インフルエンザの検査とかしろよ」
「んーやだ」
「なんで」
「病院きらい」
「お前、気持ち悪いぞ」
「えー…あきっとひどーい」
なんとなく昭仁くんで遊んでたら彼がいきなり立った。
「あきっと帰るの?」
布団に潜りながら彼に問いてみた。
「ちゃうわ。とりあえず君は寝てなさい」
そういうと彼は勝手に台所の器具を使い始め何かを作り始めた。
わしは面白いからしばらく観察してようかと思ったけどそのうち睡魔が襲ってきてとうとう夢の中へとさらわれた。
最初のコメントを投稿しよう!