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「クククッ…‥今のを受けるとワナ…」
男が姿を現わす。
男は黒と赤の布を羽織っており、右手に剣を握っている。「お前が親玉かい?」
俺はそいつに聞く。
「そうよ。」
すると横から涼子が機銃を構え言った。
「資料に載ってたわ、コイツがターゲットよ。」
「ハハッ最近の子供は怖いネ~🎵」
男の横に一発、撃ち込まれる。
「失礼な奴ね、私は今年で25歳よ🎵」
「ほほう…。やルネ…‥」
男は硝煙が上がる機銃を見て、そう言った。
「それじゃあ…‥これはどうダイ‼」
男の姿が消える。
次の瞬間、涼子の懐に現われた。
(なっ…‥!!)
横からの斬撃を辛うじて機銃で防ぐが、涼子は吹き飛ばされ、廃屋に突っ込む。
男は一瞬で攻撃魔法を展開して、涼子に放った。
轟音と共に廃屋は崩れさる。
「ハッハ~ッ‼まずは…一人…‥」
男は俺を見てニタリと笑う。
(一歩も動けなかった…‥。)
俺はやっと二人一組の意味を理解した。
奴等は強い、一人で向かえばやられる…‥。
だから、二人一組…‥。
「次は…‥」
俺はその声に気付き男をみた。
男の姿が無い。
(何処だ…‥!)
「お前ダァァァァァ~‼」
上からの声に俺はケルベルスで防御をとる。
上段からの一撃が振り下ろされた。
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