第一章 出会い

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…さらに奥へ行く、『チルドレン』 ヒュパ 薫 「ついた……?」 葵 「うん、ついたはずやけど……」 紫穂 「……ブルブルブル。」 葵 「おやぁ~紫穂ぉ、さっきから何か震えてるで。」 意地悪そうにニヤニヤする葵。 紫穂 「こ、こーゆういかにも出そうな雰囲気ダメなのよ……。」 確かにまだ夕方だがすでに真っ暗な闇に包まれている森のなか。雰囲気はバッチリだ。 薫 「え!?あれは!!」 紫穂 「人が倒れてるわ。」 そこにはまだ薫たちと同じくらいの女の子と十代後半くらいの女性が二人横たわっていた。
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