序章 迷いの逃亡者

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ドゴーン! 夜の中に爆発音が響きわたる。 タタタタ ハァハァ……… 逃げなきゃ、逃げなきゃ…… 走っているとそこには洞窟があった。 ザザッ 走ってきた方を洞窟の壁越しに確認。 ハァハァ…来てない……ふぅ、危なかったぁ。ここまで来ればもう―― ヒュパッ っ?! とっさに身構える。 「っと、あたしよ、あたし。」 あっ。
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