第1章 崩れ去る日常

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ギィィン そんな金属が弾ける音がして目を開ける。 「死んでない…」 目の前には、槍状の骨を手に持った刀の様な武器で受け止めている人がいた。 テレビで良く見たあのガーディアンだった。 「おい!早くそこを退いて逃げろ!!」 「は、はい!」 彼に怒鳴られ、すぐさま俺はその場から離れる。 ……………助かった。 10メートルぐらい離れた所で彼が気になり、振り向くとすでに戦闘は終わっていた。 ガーディアンの持つ刀の様なものがデスを胴体から一刀両断しているのが見えた。 デスはその場に崩れ落ち、サラサラと灰になり消えていく。 2つの女子高生の遺体を残して……。
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