第1章 崩れ去る日常

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昼休みはいつも鋼夜と話をしながら昼食を食べるのでいつも女子から見られる。 できればほっといてほしいのだが…… 「鋼夜ってめっちゃもてるよな~。嫉妬するし!」 「はぁ~?俺じゃなくて翔のことだろ?」 実は鋼夜は見られるのが自分と認めず俺が見られると言い張っている。 と俺は思っている。 「相変わらず鋼夜は女に弱いな♪楓は大丈夫なのに」 「楓は幼なじみだから別!」 「私は別なのか~?まぁいいけど、せっかくもてるのに勿体無いね」 ちょっと冗談混じりにおどけて喋りながら楓が来た。 「ちなみに翔も意外ともてるんだよ?いつも見てる女子は鋼夜だけじゃなくて翔も見てるんだから」 「えぇ!?」 急に来た楓の話すことに言葉が出なかった。
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