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出会った日に同じ学校だということ、まだ1年生だということがわかった。
あとあの猫はみーちゃんという名前で18歳という実はとても高齢だった。
特にタイプではなかったし、その時彼氏と別れたばっかだった為誰かと付き合う気はなく、いい先輩後輩関係になれればいいなとくらいしか思っていなかった。
けど、出会った日からにどこか惹かれるものがあった。
だからかな。
また私は美合駅から帰ろうと思ったのは。
美合駅にいれば、また涼に会える気がした。
出会った日が金曜日だったから次の週に美合駅に行ったけれど、その日は涼はいなかった。
駅にあるゲーセンの中にも入ってみたけど、そこにも彼の姿は見当たらなかった。
その時、私は「先週は文化祭だったから帰りに友達に誘われて寄っただけなのかも」とガッカリして帰ったの覚えてる。
でも、私は諦め切れず、「今日は美合にいるかも」とまた帰りに美合駅に向かっていた。
猫を探す振りをしてふと、ゲーセンの中を見ると涼がいた。
彼に見つけてもらえるようゲーセンの側にある自販機で飲み物を買った。そうしたら、彼は私の存在に気付いた。
そして、彼が自販機の隣りのアイスを買おうとしたとこを話し掛けた。
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