―目覚め―

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  俺が  馬鹿みたいに 叫んだのが悪いのかな?        親友の 涙は見たくないのにな  奈義「…奏…? ゴメン…。   何か 混乱してて  あの 奏 泣かないで…?」     奏を 怒らせないように 控え目に言った  奏「……やっぱり 奈義は おかしいよ。 俺が 泣いただけで 心配して    馬鹿みたい」  奏は ベットに、顔を埋めた    そんな 奏を見るのが 何だか 辛くて         奈義「奏…」    無意識の内に、名前を呼んでいた  奏「奈義は 優しいね    俺何かの名前を呼んでも 運が逃げるだけだよ」  奈義「違う。  奏は 最低何かじゃないよ……    もー…  何で 俺が 泣いてるの…?」
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