―目覚め―

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    「ガタ…」    不意に 扉が開いた    扉には  何故か、お風呂上がりの  奏が居るんだよ 奏「奈義。」    奏が ポツリと、俺の名前を呟いたんだ  奈義「何?」  奏「……怖くないのか?」  奈義「別に。  何すんの? 殴る? 蹴る? 殺す?   あっれぇ? おかしいなあ 俺、何かしたっけ?」  俺は 能天気にケラケラと笑う    そんな俺に 満足そうに奏は 微笑んで  間近に顔を寄せた    やっぱり 間近で見ても綺麗な顔してるよね   奏は   奏「俺さあ   奈義の  結構、おかしい所好きだよ」  奈義「そりゃあ どうも。  頭は イッちゃってるからね」 
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